ジェラート屋は、色とりどりのフレーバーが並ぶショーケースで、お客様の目を引ける業態です。季節の果物や地元の食材を使えば、お店ならではの商品をつくれます。観光地や商店街では、食べ歩きの需要もあります。
一方で、ジェラート屋には特有の決まりと課題があります。ジェラートを自分で製造するには、専用の営業許可が必要になることがあります。製品は、乳等省令という国のルールで決められた成分規格を満たす必要があります。製造の機械は高価で、夏と冬で売上の差が大きくなりやすい点にも注意が必要です。
この記事では、ジェラート屋の開業資金の目安と内訳、営業スタイルの違い、必要な営業許可、成分規格と衛生管理、季節変動への対策、資金の集め方、開業までの流れをまとめました。
- ジェラート屋の開業資金の目安と内訳
- 自家製造・仕入れ販売・キッチンカーの違い
- アイスクリーム類製造業の許可が必要な場合
- 乳等省令によるアイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスの違い
- 殺菌と衛生管理、季節変動への対策
- 融資・補助金と開業までの流れ
ジェラート屋開業の相談で多い悩み
ご相談者「夏はいいけれど、冬の売上が落ちるのが心配です。」



「アイスクリームの成分規格や検査について、何をすればいいかわかりません。」
ジェラート屋は、季節の売上の波と乳等省令への対応が開業のポイントです。費用の内訳とあわせて見ていきましょう。
ジェラート屋の開業資金はどれくらい必要か
日本政策金融公庫の「2025年度新規開業実態調査」によると、すべての業種を合わせた開業費用の平均値は975万円、中央値は600万円でした。250万円未満で開業した人が20.1%、250万〜500万円未満が21.7%です。500万円未満で開業した人が4割を超えています。
ただし、この数字はすべての業種の平均です。ジェラート屋は、ジェラートを自分で作るかどうかで必要な金額が大きく変わります。自家製造をする場合は、ジェラートを作る機械と殺菌の機械、冷凍の設備が必要になり、設備費が大きくなりやすい業態です。
- ジェラートを自分で製造するか、完成品を仕入れて売るか
- 製造の機械を新品で買うか、リースを使うか
- イートインの席を設けるか
- 店舗か、キッチンカーか
- カフェや菓子店などの既存のお店に併設するか
営業スタイルで必要な資金が変わる
| スタイル | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 店舗で自家製造 | フレーバーを自由に作れる。地元の食材を使った商品で特徴を出しやすい | 製造の機械と冷凍設備の費用が大きい。製造の許可が必要になることがある |
| 完成品を仕入れて販売 | 製造の機械がいらないため、設備費を抑えられる | 他の店と商品が似やすい。仕入れ値で利益が決まる |
| 既存のお店に併設 | カフェや菓子店、農園の直売所などに売り場を加える。冬は本業で売上を支えられる | 今の許可で対応できるか、保健所への確認が必要 |
| キッチンカー | 観光地やイベントなど、人の集まる場所で販売できる | 出店場所の確保が必要。車内で冷凍の温度を保つ設備がいる |
まずは自分がどのスタイルで始めるのかを決めてから、資金計画を立ててください。スタイルによって、必要な許可も変わります。
初期費用と運転資金の2つに分けて考える
開業資金は、オープンまでにかかる「初期費用」と、オープン後に売上が安定するまでお店を回す「運転資金」に分けて考えます。ジェラート屋は、気温の高い時期に売上が増え、寒い時期に落ちやすい業態です。冬に売上が少ない月があっても家賃や返済は払う必要があるため、運転資金には余裕を持たせておきましょう。
ジェラート屋の開業資金の内訳


初期費用の内訳
| 項目 | 内容 | 金額が変わるポイント |
|---|---|---|
| 物件取得費 | 保証金、礼金、仲介手数料、前家賃 | 観光地や商店街など、人通りの多い場所か |
| 内装・設備工事費 | 製造室の床・壁、給排水、電気、換気、売り場の内装 | 居抜きかスケルトンか。製造の機械を動かす電気容量が足りるか |
| 製造の機械 | アイスクリームフリーザー(ジェラートを作る機械)、殺菌の機械(パストライザー) | 自家製造をするか。1回に作れる量 |
| 冷却・冷凍の設備 | 急速冷凍庫(ショックフリーザー)、保管用の冷凍庫 | 作り置きの量とフレーバーの数 |
| 売り場の設備 | ジェラート用ショーケース、ディッシャーやスパチュラ、洗浄用の設備 | 並べるフレーバーの数。ショーケースの見え方 |
| 製造の器具 | 計量器、温度計、ミキサー、ステンレスの容器 | 使う果物や素材の種類 |
| 手洗い・衛生設備 | 手洗い設備、消毒の備品 | 保健所の施設基準を満たす必要がある |
| 包材 | カップ、コーン、スプーン、持ち帰り用の容器、保冷剤、ラベル | オリジナル印刷のカップは最小ロットが大きい |
| 初回仕入れ | 牛乳、生クリーム、砂糖、果物、ナッツ、ベースの材料 | フレーバーの数 |
| 許可・届出・講習 | 営業許可の手数料、食品衛生責任者の講習費 | 手数料は自治体ごとに異なる(姫路市は飲食店営業で16,000円)。製造業の許可も取る場合は別に手数料がかかる |
| 決済・レジ | POSレジ、キャッシュレス決済端末 | 初期費用をかけずに始められるサービスもある |
| 集客の準備 | 看板、ショップカード、ホームページ、Googleマップ、SNS | フレーバーの写真をそろえておく |
運転資金の内訳
- 家賃・共益費
- 材料の仕入れ代(乳製品、果物、ナッツなど)
- カップやコーンなどの包材の代金
- 人件費(製造スタッフ、販売スタッフ)
- 水道光熱費(冷凍設備は24時間動くため電気代が大きくなりやすい)
- 機械の保守・修理費
- 決済手数料、広告費
- 融資の返済、自分の生活費
ジェラート屋は、冷凍庫やショーケースを1年中動かし続けます。売上が落ちる冬でも電気代はかかるため、毎月の固定費として見込んでおきましょう。製造の機械は故障すると製造が止まるため、保守や修理の費用も考えておく必要があります。
オープン後の売上が読みにくい時期を乗り切るため、少なくとも半年分の運転資金を、初期費用とは別に用意しておくと安心です。冬にオープンする場合は、売上が伸びる時期まで持ちこたえられる資金があるかも確認してください。
ジェラート屋に必要な営業許可の種類
2021年6月1日に改正食品衛生法が施行され、営業許可の業種が見直されました。ジェラート屋の場合、自分で製造するかどうかと、どう売るかによって、必要な許可が変わります。
| 許可の種類 | 主な対象 | ポイント |
|---|---|---|
| アイスクリーム類製造業 | ジェラートなどのアイスクリーム類を製造する | 製造したものを持ち帰り用に包装して売る、卸売りをする場合などに必要になる |
| 飲食店営業 | 店内でジェラートや飲み物を提供する | イートインやカップでの提供で必要になることが多い |
| 両方 | 店内での提供と、製造したジェラートの販売の両方を行う | 売り方の範囲が広い場合は、両方を取ることがある |
店内でジェラートを作り、その場でカップやコーンに盛って提供する場合に、どの許可が必要になるかは、売り方や自治体によって扱いが異なることがあります。テイクアウト用のパックを売るのか、ネット販売や卸売りをするのかでも変わります。
どの許可が必要かの最終的な判断は、管轄の保健所が行います。「店内で食べてもらうのか」「カップで持ち帰ってもらうのか」「パックで売るのか」「卸売りやネット販売もするのか」を整理して、物件を決める前に保健所へ相談してください。工事の前に図面を見てもらうと、施設基準に合わずにやり直すことを防げます。
完成品を仕入れて売る場合
完成したジェラートを仕入れて、カップやコーンに盛って売る場合でも、店内で提供するなら飲食店営業の許可が必要になるのが一般的です。包装されたままのアイスを冷凍のまま売るだけの場合は、扱いが変わることがあります。こちらも事前に保健所へ確認してください。
キッチンカーで販売する場合
キッチンカーでジェラートを売る場合は、車の営業許可に加えて、ジェラートを製造する場所の許可が必要になることがあります。営業許可は自治体ごとに取るのが基本です。販売したい地域の保健所に、事前に確認してください。
乳等省令によるアイスクリーム類の種類と成分規格
ジェラートは、食品衛生法の「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令」(乳等省令)の対象になる場合があります。乳等省令では、乳固形分を3.0%以上含むもの(発酵乳を除く)を「アイスクリーム類」としています。アイスクリーム類は、成分によって3つの種類に分けられます。
| 種類別 | 乳固形分 | うち乳脂肪分 | 細菌数(1gあたり) | 大腸菌群 |
|---|---|---|---|---|
| アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 | 100,000以下 | 陰性 |
| アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 | 50,000以下 | 陰性 |
| ラクトアイス | 3.0%以上 | 定めなし | 50,000以下 | 陰性 |
「ジェラート」は商品の呼び方で、乳等省令の種類別の名前ではありません。同じジェラートでも、配合によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスのどれに当たるかが変わります。乳固形分が3.0%未満のシャーベットなどは、アイスクリーム類ではなく「氷菓」として扱われます。
包装して売る場合は、種類別の表示が必要になります。フレーバーごとに配合が違えば、種類別も変わることがあります。フレーバーを作るときは、配合と成分を記録しておきましょう。成分の計算に不安がある場合は、保健所や、機械を扱う販売店に相談してください。
製造するときの殺菌
乳等省令では、アイスクリーム類の製造方法の基準も定められています。原料は、68℃で30分間加熱殺菌するか、これと同等以上の効果がある方法で殺菌する必要があります。自家製造をするジェラート屋では、殺菌の機械(パストライザー)を使って、この基準を満たすように製造します。
殺菌したあとに果物やナッツなどを加える場合の扱いや、細かい製造の基準は、作る商品によって変わります。製造の方法は、保健所に相談するときに必ず確認してください。
ジェラート屋の衛生管理と食品表示
HACCPに沿った衛生管理が必要
2021年6月から、原則としてすべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理が求められています。小規模な事業者は、業界団体が作り厚生労働省が公開している「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」に沿って対応できます。
- 手引書をもとに、自分のお店の衛生管理計画を作る
- 手洗い、器具の洗浄、冷凍庫やショーケースの温度など、毎日の管理を決める
- 殺菌の温度と時間など、重要な管理のポイントを決める
- 実施した内容と温度を記録する
ジェラート屋で特に気をつけたいこと
- 殺菌の記録:殺菌の温度と時間を、作るたびに記録する。
- 機械の洗浄:フリーザーや殺菌の機械は、部品を外して洗浄と消毒をする。
- ディッシャーの管理:盛り付けに使う器具は、フレーバーごとに分け、こまめに洗う。
- アレルゲンの混入:ナッツ類や卵、乳を使うフレーバーと、使わないフレーバーの器具を分ける。
- 冷凍の温度:保管用の冷凍庫とショーケースの温度を毎日確認する。
包装して売るときの食品表示
ジェラートをパックなどに包装して販売する場合、食品表示基準にもとづく表示が必要になることがあります。アイスクリーム類は、種類別の表示が必要です。また、乳を使うフレーバーが多いうえ、ピスタチオやくるみなどのナッツを使うフレーバーもあります。表示が必要な特定原材料には、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)が定められています。
店頭でカップやコーンに盛って渡す場合でも、お客様からアレルギーについて聞かれることがあります。フレーバーごとに使っている材料とアレルゲンを一覧にしておくと、スタッフが答えやすくなります。表示のルールは細かいため、詳しくは保健所や自治体の食品表示の窓口に確認してください。
季節変動への対策
ジェラート屋の経営で大きな課題になるのが、季節による売上の差です。気温の高い時期は多くのお客様が来ますが、寒い時期は来店が減りやすくなります。開業前から、冬の売上をどうつくるかを考えておきましょう。
冬に売れる商品を用意する
ジェラートと組み合わせた温かい飲み物や、焼き菓子、ジェラートを使ったケーキなどを用意する方法があります。冬の果物を使ったフレーバーや、ギフト用の持ち帰りパックも考えられます。商品を増やす場合は、今の営業許可で売れるかを保健所に確認してください。
持ち帰りやギフトの販売を増やす
持ち帰り用のパックや、贈答用の詰め合わせがあれば、店頭に来る人が少ない時期にも売上をつくれます。ただし、包装して売る場合は、製造業の許可や食品表示が必要になることがあります。
夏の繁忙期に備える
反対に、夏は製造が追いつかないことがあります。製造できる量はフリーザーの能力で決まるため、繁忙期に売れる量を見込んで機械を選びましょう。売り切れが続くと、せっかく来たお客様を逃してしまいます。
ジェラート屋の開業資金を抑える方法
既存のお店に併設する
カフェや菓子店、農園の直売所などに売り場を加えれば、物件取得費や内装費を抑えられます。冬は本業の売上でお店を支えられるため、季節変動の影響も小さくなります。
フレーバーの数を絞って始める
フレーバーが多いと、材料の種類が増え、ショーケースも大きなものが必要になります。定番のフレーバーと季節のフレーバーなど、数を絞って始めると、材料のロスを減らせます。
リースを使う
製造の機械やショーケースは、リースを使うと初期費用を抑えられます。リースは毎月の支払いが続くため、運転資金の計画に入れておいてください。
仕入れ販売から始める
まずは完成品のジェラートを仕入れて販売し、売れ行きを確かめてから自家製造に切り替える方法もあります。この場合も、店内で提供するための許可は必要です。
ジェラート屋の開業資金を集める方法
自己資金
日本政策金融公庫の同じ調査では、開業時の資金調達額は平均1,219万円でした。そのうち、金融機関などからの借り入れが67.9%(平均827万円)、自己資金が22.9%です。融資の審査では、自己資金がどれだけあるかが必ず見られます。
日本政策金融公庫の創業融資
| 制度 | 新規開業・スタートアップ支援資金 |
|---|---|
| 対象 | 新たに事業を始める方、または事業開始後おおむね7年以内の方 |
| 融資限度額 | 7,200万円 |
| 返済期間 | 設備資金20年以内、運転資金10年以内(いずれも据置期間5年以内) |
ジェラート屋は、製造の機械と冷凍設備の費用が大きくなりやすい業態です。機械の見積書をそろえて、何にいくら使うのかを事業計画書で説明できるようにしておきましょう。季節ごとの売上の見込みを月別に示すと、返済の計画も伝わりやすくなります。
売上見込みの立て方(計算の例)
ジェラート屋の売上は「1日の客数×客単価×営業日数」で考えます。季節の差が大きいため、夏と冬で分けて計算するとわかりやすくなります。
たとえば、夏の時期に1日120人、客単価が600円なら、1日の売上は72,000円です。月に26日営業すると187万2,000円になります。冬の時期に1日40人、客単価が600円なら、1日の売上は24,000円で、月に24日営業すると57万6,000円です。
このように、同じお店でも季節によって売上が3倍以上変わる計算になることもあります。冬の売上で、家賃や電気代、返済をまかなえるかを必ず確認してください。数字はあくまで計算の例です。出店する場所の人通りや、近くのお店の価格を調べて、自分のお店に当てはめてください。
補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金〈創業型〉:市区町村などの「特定創業支援等事業」の支援を受けた、創業間もない小規模事業者が対象です。2026年の第3回公募では、補助上限200万円(インボイス特例で50万円上乗せ)、補助率3分の2でした。看板やチラシ、ホームページなどの販路開拓に使えます。公募の時期や条件は回ごとに違うため、最新の公募要領を確認してください。
- 市区町村の創業支援:創業セミナーを受けると、登録免許税の軽減や融資の金利優遇を受けられる地域があります。
補助金は、先に自分で支払い、あとから一部が戻る仕組みが基本です。開業前の手元資金にはならないので、融資や自己資金とは分けて考えてください。
ジェラート屋の開業に必要な資格と届出
食品衛生責任者
営業許可を受ける施設ごとに、食品衛生責任者を1人置く必要があります。調理師や製菓衛生師などの資格がない場合は、各都道府県の食品衛生協会などが開く1日の講習会を受けると取得できます。調理師免許や製菓衛生師は必須ではありません。
必要な届出
| 手続き | 窓口 | いつまでに | ポイント |
|---|---|---|---|
| 営業許可(アイスクリーム類製造業・飲食店営業など) | 保健所 | 営業開始前 | 売り方を説明し、どの許可が必要かを事前に相談する |
| 防火管理者選任届 | 消防署 | 選任後すみやかに | 収容人数30人以上の場合。小さなテイクアウト店は対象外のことが多い |
| 火を使用する設備等の設置届 | 消防署 | 設置前(期限は自治体の条例による) | 厨房設備の内容によって必要になる |
| 開業届 | 税務署 | 開業から1か月以内 | 青色申告承認申請書も一緒に出すと節税につながる |
ジェラート屋の開業までの流れ
客層、価格帯、自家製造か仕入れ販売か
人通り、電気容量、製造室の広さ
看板・Googleマップ・ホームページ・SNS
流れのなかで後回しにされやすいのが、カード・電子マネー・QRコード決済の準備です。決済サービスは、申し込みから審査、端末の到着までに日数がかかります。営業許可の申請と同じタイミングで申し込んでおくと、オープン当日から使えます。初期費用をかけずに始めるなら、カード・電子マネー・QRコードにまとめて対応できる「Airペイ」が候補になります。
キャッシュレス決済は開業時に用意しておく
ジェラート屋は、暑い日や休日の午後に、お客様が一度に集中しやすい業態です。会計に時間がかかると行列が長くなり、待ちきれずに帰ってしまうお客様も出ます。カードやQRコード、電子マネーで払えれば、お釣りのやりとりが減り、1人あたりの会計時間を短くできます。
観光地では、旅行中で現金をあまり持ち歩かないお客様もいます。盛り付けをする手で現金に触れる回数が減るのも、衛生面での利点です。代表的なのが「Airペイ」と「Square」で、どちらもカード・電子マネー・QRコードにまとめて対応しています。
夜のお店で使われている主な決済端末
開業後に長く続けるためのポイント
フレーバーごとの販売数を記録する
気温や曜日、近くの行事によって、売れる数とよく出るフレーバーは変わります。フレーバーごとの販売数を毎日記録すると、作る量と、入れ替えるフレーバーの判断がしやすくなります。
Googleマップの情報を整える
ジェラート屋を探す人は、Googleマップでフレーバーの写真、価格、営業時間、冬の営業日を確認しています。季節のフレーバーを写真で載せ、口コミにていねいに返信すると、初めてのお客様の安心につながります。冬に営業時間を変える場合は、早めに情報を更新してください。
原価率を毎月確認する
乳製品や果物、ナッツの価格は、気づかないうちに上がっていきます。月ごとに売上、原価率、人件費率を確認し、価格やフレーバーの見直しを数字にもとづいて判断してください。
よくある質問
- ジェラート屋は資格がなくても開業できますか?
-
調理師や製菓衛生師の資格は、開業に必須ではありません。必要なのは、施設ごとの食品衛生責任者と営業許可です。食品衛生責任者は1日の講習で取得できます。ただし、配合や殺菌、機械の扱いには知識と経験が必要です。
- ジェラートを作るのにアイスクリーム類製造業の許可は必要ですか?
-
ジェラートを製造して、包装して売ったり卸売りをしたりする場合は、アイスクリーム類製造業の許可が必要になります。店内で作ってその場で提供する場合の扱いは、売り方や自治体によって異なることがあります。管轄の保健所に確認してください。
- ジェラートとアイスクリームは何が違いますか?
-
「ジェラート」は商品の呼び方で、乳等省令の種類別の名前ではありません。乳固形分や乳脂肪分の量によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスのどれかに分類されます。乳固形分が3.0%未満のものは氷菓になります。
開業準備のご相談はエアライフへ
エアライフでは、お店のホームページ制作、Googleマップの整備、グルメサイト(Retty)の掲載、SNSや求人まで、開業前後の集客をまとめてお手伝いしています。「オープンまでに何をそろえればいいかわからない」という段階からご相談いただけます。
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